シチューに関する疑問

夕飯を食べていてふと気になった、シチューとは主食なのだろうか。

おかずとしては優秀であるとは思う。

パンにはとてもよく合うし、ご飯と食べる事もままある。

しかし、含まれている物を考えてみると、なかなかに主食級ではなかろうか。

ジャガイモと小麦粉。これは言わずもがな主食の成分、炭水化物である。

そしてバター、牛乳といった脂質に加えて、ニンジン、ブロッコリー、アスパラガス、キノコ等々、多種多様な野菜を摂る事が出来る。

考えれば考える程主食に相応しいじゃあないか。

 

……まあ考え込んでも仕方が無いので、ここらでネットの海を適当に散策する事に。

 

 

するとなるほど意外な事が分かった。

いわゆるメインディッシュ(主菜)は、日本で言う主菜ではなく、主食と主菜を合わせた意味を持つらしい。(私的解釈)

 どちらかというと、主食という概念がヨーロッパでは薄いと言う方が正しい。

ヨーロッパでは、主菜を中心として、そこにパン、ライス等が「付け合わせとして」提供される。

それにそもそもジャガイモなどは料理に使われるため、別途炭水化物を摂取する必要は無い。

要するに、一般的にメインに炭水化物を据えている訳ではないという事だ。

どの食物を主食とするか等の疑問は、その国の農作文化とも関わりがあるので深く言及はしないが、結局分かった事は

 

シチューは「メインディッシュ」という事である。

 

まあ日本じゃあご飯と一緒に食べる人は多いだろうし、パンと一緒にも食べる。

日本でなら、肉や魚と大差ない物と言った所でしょう。

ただ、シチューを主食と言い張る事も出来そうだ。